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九州サッカーリーグ第15節
2011.07.24| スタジアム | 上原サッカー場 | 入場者数 | 100人 | 
|---|---|---|---|
| 主審 | 岩崎 浩也 | ピッチ状態 | 全面良芝 | 
| 天候 | 晴 | 風 | 弱 | 
| HOYO大分 | VS | 佐賀LIXIL FC | 
|---|
|  | 4 | 
 | 0 |  | 
| 11分 堀 健人 16分 原 一生  89分 堀 健人 91分 堀 健人 |  | |
| 
 |  | 83分 徳富 彰吾 
 | 
|  | 88分 堤 貴大 | 
| 背番号 | 選手名 | ポジション | スタメン | 背番号 | 選手名 | ポジション | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 21 | 船津 佑也 | GK | 21 | 川原 隆広 | GK | |
| 2 | 田中 淳也 | DF | 7 | 龍 秀樹 | DF | |
| 4 | 安藤 寛明 | 2 | 増本 賢佑 | |||
| 18 | 宮田 繁輝 | 6 | 渕野 剛 | |||
| 25 | 長 正之 | 24 | 堤 貴大 | |||
| 22 | 田上 渉 | MF | 20 | 江口 大輔 | MF | |
| 8 | 中島 崇文 | 19 | 清田 芳浩 | |||
| 7 | 原 一生 | 13 | 森田 哲平 | |||
| 13 | 生口 明宏 | 14 | 土井 洋輝 | |||
| 9 | 佐藤 亨 | FW | 15 | 篠原 和也 | FW | |
| 17 | 堀 健人 | 22 | 平吉 直樹 | 
| 21 | 船津 佑也 | GK | サブ | 1 | 木原 智典 | GK | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20 | 中原 丈聖 | DF | 4 | 西尾 紀博 | DF | |
| 5 | 堀内 省吾 | DF | 16 | 志波 達也 | DF | |
| 28 | 西尾 直輝 | MF | 23 | 武内 貴幸 | DF | |
| 23 | 渡邊 昭文 | MF | 17 | 徳富 彰吾 | MF | |
| 6 | 堤 友樹 | MF | 5 | 田邊 隆太郎 | MF | |
| 19 | 古賀 宗樹 | FW | 12 | 安富 義彦 | FW | 
| OUT | IN | 分 | 選手交代 | 分 | IN | OUT | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 佐藤 亨 | → | 古賀 宗樹 | 59分 | 46分 | 横山 卓郎 | ← | 神谷 強 | |
| 原 一生 | → | 渡邊 昭文 | 63分 | |||||
| 中島 崇文 | → | 堤 友樹 | 72分 | |||||
| 76分 | 岩尾 瑞貴 | ← | 本田 剛士 | |||||
| 79分 | 徳富 彰吾 | ← | 江口 大輔 | |||||
| 宮田 繁輝 | → | 堀内 省吾 | 86分 | 
| 堅守復活、首位キープでリーグ戦中断期間に。  
 開始3分、原一生が敵陣右サイド深く一気に押し込み、マイナスのクロスを中島崇文が頭で合わせる。シュートは惜しくも外れたが、HOYOはこのシーンから早くも佐賀LIXIL FC(7月1日から九州INAX FCから名称変更)攻略法を見出したかのようだった。 11分、今度は左サイド深くに切れ込んだ生口明宏が、相手のマーカーをあっさり交わす。クロスはDFにはね返されるも、こぼれ球を堀健人がダイレクトで合わせ、強烈なシュートをお見舞いし先制ゴールが生まれた。15分にはカウンターから生口が左サイドを駆け上がる原に展開し、スピードに乗った原がドリブルでぶち抜き追加点を奪う。さらに、その後もサイドチェンジで左右に揺さぶり、両ワイドのスピード生かすアタックを次々に繰り出して行った。  大量得点の予感を誰もが感じたが、ここから佐賀LIXILは4バックの前に4人の中盤の選手を置く2ラインで守りを固め、HOYOの攻撃をはね返す。徐々に攻め疲れたHOYOは「相手のペースに合わせてしまった。2点取った後が雑になった」と生口が話したとおり、ラストパスの精度が低くかった。なんども相手の守備網に引っかかり、シュートチャンスをつくれなかった 後半に入りHOYOのセカンドボールを拾う回数が減ると、次第に流れが佐賀LIXILに傾き始める。点差は開いているものの、そんなのお構いなしとばかりの積極的な攻撃は、HOYOの守備を徐々にこじ開けつつあった。 だが、結果的にはその勢いも、スピードには敵わなかった。87分、一瞬の隙を突いた堀がペナルティエリア内で倒され、自ら得たPKを決めると、ロスタイムにこの日3点目となるゴールで突き放した。  終わってみれば4−0と2試合連続の完封勝利。リーグ戦後期に入り6試合で1失点と守備の安定感が光り、首位を守っている。押し込まれた後半の悪い時間帯、選手たちが積極的に声をかけ、修正を促す場面が目立った。生口は言う。「全員の守備意識が高い。ゼロに抑えれば勝てるというベースがあるから」。これでリーグ戦は7週間の中断期間に入るが、昨季の堅守が復活し、安定した基盤ができた。 中断期間中は九州社会人選手権、天皇杯大分県予選と過密日程が続く。「今日は4人交代したが、チームのレベルは同じ状態を維持できた。夏場になるとケガ人が出てくるのでコンディション第一に考え、調整しながらベストの試合ができる準備をしたい」とブレノバレンチン監督。疲労に応じて先発メンバーを入れ替えるターンオーバー制で乗り切ることになりそうだ。 
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(レポート:柚野 真也)
ブレノバレンチン 監督
いつもと一緒。勝点3取ることを優先して試合に臨んだ。内容は、特に後半はスローペースになった。自分たちからチャレンジできなかった。それでも4点とれたのは良かったし、アグレッシブな守備でゼロに抑えたことは評価できる。今日は4人交代したが、チームのレベルは同じ状態を維持できた。夏場になるとケガ人が出てくるのでコンディション第一に考え、調整しながらベストの試合ができる準備をしたい。
生口 明宏 選手
相手のペースに合わせてしまった。前半の早い時間に2点取れたことは良かったが、その後が雑になった。前節からの課題であった詰めの部分を修正できなかった。前半の終わりに3点目を取れていれば流れは変わっていたのだが。後期に入って守備は安定したが、攻撃は得点できない時間がある。どの時間帯でも点をとれるようにして、(リーグ戦)中断明けの残り3試合を全勝したい。
長 正之 選手
(前節に続きSBで出場したが)高校時代にSBをやっていたんで戸惑うことはなかった。前半はウチのペースだったが、後半の立ち上がりから相手に勢いがあり攻め込まれてしまった。2点目を取ってから中だるみというか、疲れから足がとまってしまった。パスは回るがラストパスの精度が低いので修正したい。リーグは中断期間に入るが、ここまで首位を守っていることには満足している。
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