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【トップチーム情報】地域決勝1次ラウンドvs東京23FC戦
2011.11.21スタジアム | 高知県春野総合運動公園 | 入場者数 | 100人 |
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主審 | 佐藤 誠和 | ピッチ状態 | 全面良芝 |
天候 | 曇のち晴 | 風 | 無 |
HOYO大分 | VS | 東京23FC |
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1 |
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0 |
TOKYO23 |
52分 佐藤 亨 |
_________ | |
36分 宮田 繁輝 |
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背番号 | 選手名 | ポジション | スタメン | 背番号 | 選手名 | ポジション |
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31 | 船津 佑也 | GK | 12 | 斯波 薫 | ||
2 | 田中 淳也 | DF | 3 | 中山 友規 | DF | |
4 | 安藤 寛明 | 5 | 伊藤 龍 | |||
18 | 宮田 繁輝 | 14 | 山村 和士 | |||
5 | 堀内 省吾 | 16 | 天野 徹 | |||
22 | 田上 渉 | MF | 6 | 安東 利典 (Cap.) | MF | |
7 | 原 一生 | 8 | 猪股 聖哉 | |||
13 | 生口 明宏 | 9 | 山下 亮介 | |||
9 | 佐藤 亨 | FW | 17 | 田村 聡 | ||
11 | 中嶋 雄大 | 10 | 山本 恭平 | FW | ||
17 | 堀 健人 | 11 | 山本 孝平 |
21 | 野寺 和音 | GK | サブ | 21 | 平川 正城 | |
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20 | 中原 丈聖 | DF | 15 | 本多 立紀 | ||
6 | 堤 友樹 | MF | 13 | 三澤 慶一 | ||
19 | 古賀 宗樹 | FW | 18 | 渡邉 敬人 | ||
23 | 渡邊 昭文 | MF | 20 | 飯野 大造 | ||
16 | 糟谷 浩志 | FW | 19 | 岡 正道 | ||
15 | 鴨川 奨 |
FW | 24 | 池田 啓太 |
OUT | IN | 分 | 選手交代 | 分 | IN | OUT | ||
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長 正之 | → | 中島 崇文 | 35分 | |||||
古賀 宗樹 | → | 原 一生 | 72分 | |||||
佐藤 亨 | → | 生口 明宏 | 91分 | |||||
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我慢で残した決勝ラウンド進出の可能性。試練は続く。
予選ラウンド初戦でまさかのPK負けとなったHOYOは、立ち上がりから攻勢をしかけた。1点さえ奪うことができれば勝利がぐっと近づく。全員が同じ意識のもと、懸命にボールを追い、マイボールになればスペースを狙って走り続けた。20分には安藤寛明のオーバラップ、28分には佐藤亨のドリブル突破でサイドを攻略し、チャンスを演出した。 ただ、相手は全国社会人選手権大会を5試合無失点で優勝し、今大会の出場権を得た実力者。攻撃でも足元の巧い選手が多く、プレスをいなすとポゼッションで勝る東京23が主導権を握っていく。ゆっくり自陣でボールを回し、スペースを突いたパスで確実にHOYOのラインを下げていった。 後半に入っても、一人ひとりがボールを前に運ぶ意識の強い東京23は有利に試合を進めていくが、そこから先がない。元々、HOYO側からすれば、「ロングボールを蹴ってくるのは分かっていた」(安藤寛明)し、サイドへと展開されても、「クロス対応は中を固めることで対応できていた」(堀内省吾)。 東京23は自らのスタイルを放棄したのか、それとも焦りが生じたのだろうか。ロングボールを多用し、単調な攻撃を繰り返すようになる。 対するHOYOは慌てることなくブロックを作り、サイドを起点に活路を見出そうとしていた。失いかけていたリズムを取り戻すきっかけは、佐藤の個の力と思い切りの良さだった。スピードに乗ったドリブルで右サイドを突破すると、前方で待ち構える2トップの堀健人、中嶋雄大にクロスを供給する。ゴールに結びつかなかったが、これで勢いを得たHOYOは、52分に船津佑也のゴールキックに堀が競り、流れたボールに素早く反応した佐藤がループ気味のシュートでネットを揺らした。 先制するとHOYOは強い。消極的な戦術ではあるがノーリスクのスタイルが俄然、輝きを放ち始める。あとはしっかり守ってカウンターを狙うだけ。後半だけで相手にCKを9本与えたが、田中淳也を中心とした壁は相手のシュート、クロスをことごとくはね返した。そして、タイムアップの笛が鳴り響いた瞬間、貴重な勝点3を手にし、決勝ラウンド進出の可能性をつなぎ止めた。 それでもまだ問題が完全にクリアされたわけでないことを忘れてはいけない。この勝利は、あくまで最後まで諦めずに戦うための精神的なベースでしかあり得ない。「とにかく粘り強く戦おう」(安藤)と話し合ったというHOYOは、守備の崩れはなかったが、攻守のバランスがかみ合い、複数の選手が絡む攻撃は久しく見ていない。戦術がないという根本的な問題は未解決のままだ。残り“4試合”も我慢は続く。
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(レポート:柚野 真也)
ブレノバレンチン 監督
東京23はオフェンシブで足元の巧い選手が多く手強かったが、ウチの選手は全員が強い気持ちで戦ってくれた。けが人が続出し、試合に出ているメンバーも万全な状態ではなかったが、チームのために動いた。得点した(佐藤)亨は攻撃も素晴らしかったが、交代するまで守備でも全力で走った。チームの気持ちがひとつになっているので、明日も同じような気持ちで戦いたい。
佐藤亨 選手
昨日は大事な試合を落としてしまったが、今日はいい意味で吹っ切れた感じが全員にあった。個人的には、体調が良かったし、相手のマークも緩かったのでいけそうな感じはあった。地域決勝はこれまで経験しているが、ケガなどで満足に試合に出たことがないので、今回はいい経験になっている。しびれるような試合とハードなスケジュールで気持ちも体の疲れも半端ないけど、決勝ラウンド進出を決めたい。
堀内省吾 選手
今日はどんな内容であろうと勝点3を取ることだけ考えた。先制してからは、一瞬たりとも気を抜かないように集中してプレーができた。相手のFKやCKが多かったが、ウチは高さがあるので、しっかりマークしていれば失点しないと思っていた。明日も無失点で試合が負われるように、プレッシャーを感じつつも冷静にプレーしたい。
安藤寛明 選手
昨日のPK負けを引きずらすに試合に入れたのが良かったし、作戦がハマった。相手の最終ラインはビルドアップが上手くないので、ロングボールを蹴らせるように前からプレッシャーをかけた。今日は90分間集中できたし、明日も同じ気持ちで戦うだけ。