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九州サッカーリーグ第16節
2011.09.11スタジアム | 実相寺サッカー場 | 入場者数 | 100人 |
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主審 | 大野 高洋 | ピッチ状態 | 全面良芝 |
天候 | 晴 | 風 | 弱 |
HOYO大分 | VS | 九州総合SC |
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2 |
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1 |
13分 古賀 宗樹 21分 堀 健人 |
76分 福満 隆貴 | |
75分 長谷川 豊喜 |
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背番号 | 選手名 | ポジション | スタメン | 背番号 | 選手名 | ポジション |
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21 | 野寺 和音 | GK | 30 | 磯野 佑介 | GK | |
2 | 田中 淳也 | DF | 7 | 本田 剛士 | DF | |
4 | 安藤 寛明 | 13 | 森井 聡史 | |||
18 | 宮田 繁輝 | 22 | 東 紘造 | |||
26 | 長谷川 豊喜 | 23 | サイショ カズキ | |||
22 | 田上 渉 | MF | 8 | 神谷 強 | MF | |
25 | 長 正之 | 14 | 福満 隆貴 | |||
23 | 渡邊 昭文 | 16 | 小西 仁人 | |||
9 | 佐藤 亨 | 17 | 米丸 恭平 | |||
19 | 古賀 宗樹 | FW | 9 | 中田 翔太 | FW | |
17 | 堀 健人 | 19 | 三宅 周 |
21 | 船津 佑也 | GK | サブ | 21 | 飛石 孝行 | GK |
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20 | 中原 丈聖 | DF | 5 | 浅野 峻矢 | DF | |
5 | 堀内 省吾 | DF | 6 | 岩尾 瑞貴 | DF | |
8 | 中島 崇文 |
MF | 2 | 野方 隼人 | DF | |
7 | 原 一生 |
MF | 20 | 山根 豊基 | MF | |
6 | 堤 友樹 | MF | 3 | 横山 卓郎 | MF | |
11 | 中嶋 雄大 |
FW |
OUT | IN | 分 | 選手交代 | 分 | IN | OUT | ||
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46分 | 横山 卓郎 | ← | 神谷 強 |
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古賀 宗樹 | → | 中嶋 雄大 | 50 | |||||
佐藤 亨 | → | 原 一生 | 54 | |||||
71 | 岩尾 瑞貴 | ← | 本田 剛士 | |||||
渡邊 昭文 |
→ |
堤 友樹 | 78 | |||||
堀 健人 | → | 中島 崇文 |
83 |
薄氷の勝利。後半失速し、何とか勝点3をもぎ獲る。
先週の天皇杯1回戦の福岡大学戦に0−2で敗れたことは、選手たちにとってショックだったことは想像に難くない。持ち前のポゼッションサッカーを出せず、相手の素早いチェックにことごとく引っ掛けられ、そこから攻撃につながれ失点した。スコアほどの実力差があったとは思えない。それゆえに歯痒い敗戦だった。 あれから1週間、ブレノバレンチン監督が強調したのは“攻撃”だった。今季は昨季に比べ、最終ラインからパスをつなぎ、サイドを経由する攻撃を形成した。指揮官はもう一度、攻撃の徹底を図るべく、スタメンにもテコ入れ。ケガ人やコンディションの上がらない選手が多かったこともあるが、攻撃力のある長正之をボランチに据え、攻撃的MFには身体能力が高く、運動量の多い佐藤亨と渡辺昭文を起用した。 いつもと選手の配置が違ったことが影響したのか、序盤からアグレッシブな守備を行い、ボールを奪えば左右に大きく揺さぶり、テンポの良い攻撃でチャンスを量産した。17分にはサイドチェンジからのクロスを相手DFにクリアされるも、最後は古賀宗樹が頭で押し込み先制。その4分後には、古賀、佐藤、長のダイレクトパスで左サイドを攻略し、長のスルーパスを堀健人がきっちりゴールに流し込み追加点を奪った。 前半のポゼッション率はHOYOが8割近く占め、主導権を完全に掌握し、大量得点を予感させた。ただ、圧倒的に攻めながらも「いい状態の前半に2点しか取れず、自分たちで苦しい試合にしてしまった」(長)。 後半は攻め疲れが出たのか、気持ちが緩んでしまったのか、徐々に足が止まった。古賀、佐藤のアクシデントで後半の早い時間に交代を余儀なくされことも要因か。逃げ切りを図ろうと守備的なメンバーで中盤を構成したことことで、2列目、3列目からの飛び出しが極端に減り、攻撃が停滞すると相手にじわりじわりと中盤で優位性を高められ、守備に追われる時間が長くなった。 75分にPKで1点差に詰め寄られると、プレスポイントを下げて対峙し、身体を張って猛攻を食い止めるしか手段はなかった。ロスタイムに与えたFKでは運を味方につけポストに助けられ辛勝。この後、新日鐵大分、ヴォルカ鹿児島と1巡目で苦戦した相手との試合がある。首位とはいえ、2位との勝点差は2。ひとつも落とせない戦いが続くなか、この試合が良い教訓になればいいのだが。
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(レポート:柚野 真也)
ブレノバレンチン 監督
選手は疲れが溜まっているようだ。ケガ人が増えているし、今日も古賀がケガをしたし、(佐藤)亨も体調が悪く交代した。コンディションは最悪だが、リーグ戦は残り2試合しかない。これからはメンタルが大事になる。 試合は前半の早い時間帯に2点取れ、後半は気持ちが緩んでしまった。
古賀宗樹 選手
良くなかった。なんでなんだろう、攻め疲れたのかな。今日は攻撃的にいこうと前からプレッシャーをかけて、相手の裏を狙うことができた。ハマっていたが、それが90分間できないようではダメなんだろうと思う。僕を含めアクシデントによる予想外の交代があったが、その中でも勝てたのは大きい。
宮田繁輝 選手
後半の入り方が課題。足が止まってしまった。いつも後半に失点するので、そこを早急に修正しなければいけない。前半は中盤に当てて、相手が食い付かせてサイドに展開して勝負できた。チャンスをつくっていたので、決めるときに決めていれば、もっと楽な展開になっていたのだが。残り2試合、そして地域決勝を含め勝たなければいけない試合ばかりだが、この時点で課題が出たのは良かった。
長正之 選手
1カ月ぶりに90分試合に出てきつかった。試合勘もなかった。チームはいい状態の前半に2点しか取れず、自分たちで苦しい試合にしてしまった。失点してからは後手後手になった。守りを固めても、クリアボールを拾われ続けた。もっとつないでラインを上げる必要があったと思う。
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