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J3クラブライセンス申請の見送りについて
2021.07.01日頃よりヴェルスパ大分に熱いご声援、ご支援を賜り心より感謝を申し上げます。
現在のヴェルスパ大分は2月にJリーグ百年構想クラブ認定を受け、今後のJリーグ参入に向けてパートナー企業の方々、Jリーグや大分県サッカー協会、ホームタウンの皆さまと連携しながら活動を行っております。今シーズンの戦いに関しましても、序盤は苦しみましたが節を重ねるごとに順位も上位に上がってきており、今シーズンの目標である連覇に向けてチーム全員で引き続き戦って参ります。
この度は、ヴェルスパ大分が今後のJリーグ参入に向けて必要なJリーグクラブライセンス申請に関しまして皆さまにご報告がございます。Jリーグ百年構想クラブ認定を目指しておりました昨年から、同時に検討を進めておりましたJ3クラブライセンス申請について「施設基準」が現時点では満たすことが困難な為、2022シーズンJ3クラブライセンス申請は見送る判断となりましたのでご報告させていただきます。
Jリーグ参入に向けた活動をスタートさせた当初には予想もしていなかった新型コロナウイルスの影響下ですが、ライセンス交付規則の施設基準を満たすスタジアム建設について関係機関とも検討してきましたが、依然として非常に厳しい現実に直面し、当初計画通りには進んでいない状況となっております。
2012シーズンよりJFLに参入させていただき、地域での活動も重ねるごとにたくさんの方々からご支援やご声援を受けながら、いよいよ2019シーズン終盤からJリーグ百年構想クラブ認定に向けた動きを強めていくことが出来ました。しかし、スタート早々に新型コロナウイルスの影響により大幅な計画の見直しが急務となり、JFLシーズンもハーフシーズンとなる異例のシーズンでした。それまで沢山の方々のご支援やご協力を受けながら進めて参りましたJリーグ百年構想クラブの認定については、コロナ禍でありながらも何としても止めることは出来ませんでした。そして2020シーズンのヴェルスパ大分のJFL優勝そしてJリーグ参入に向けたJリーグ百年構想クラブの認定と、コロナで苦しむ地域に少しでも明るい話題をお届け出来たことはホームタウンとクラブの絆を更に深める出来事だったと考えます。
今回のJ3クラブライセンス申請見送りの判断に関しましては、パートナー企業様、ホームタウン関係者の方々をはじめ、熱烈な応援をして下さるサポーターの皆様、そして日々全力で戦ってくれている選手に大変申し訳なく思っております。
このような困難も今後ヴェルスパ大分がJリーグ参入に向けて発展していく為の一つのプロセスだと思っております、このような状況でも私たちを応援して下さる方々の為にも常に前向きに、来シーズンのJ3クラブライセンス申請に向けて積極的に進んで参ります。
引き続き、ご声援、ご支援、ご協力いただきますようお願いいたします。
株式会社ヴェルスパ
代表取締役 清原裕輔