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九州サッカーリーグ第18節
2011.09.26スタジアム | 唐津フットボールセンター | 入場者数 | 250人 |
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主審 | 富松健 | ピッチ状態 | 全面良芝 |
天候 | 晴 | 風 | 弱 |
HOYO大分 | VS | ヴォルカ鹿児島 |
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1 |
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1 |
62分 古賀宗樹 | 15分 田中 智大 | |
76分 中島崇文 |
1分 小林 雄太 26分 飯森 裕貴 |
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背番号 | 選手名 | ポジション | スタメン | 背番号 | 選手名 | ポジション |
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21 | 野寺 和音 | GK | 30 | 原 利洋 | GK | |
2 | 田中 淳也 | DF | 24 | 井上 真理雄 | DF | |
4 | 安藤 寛明 | 36 | 泉谷 光紀 | |||
18 | 宮田 繁輝 | 3 | 本城 宏紀 | |||
26 | 長谷川 豊喜 | 7 | 日高 潤也 | |||
22 | 田上 渉 | MF | 16 | 飯森 裕貴 | MF | |
25 | 長 正之 | 18 | 松下 尚樹 | |||
7 | 原 一生 | 19 | 小林 雄太 | |||
23 | 渡邊 昭文 | 29 | 花房 瞬 | |||
11 | 中嶋 雄大 | FW | 11 | 栗山 裕貴 | FW | |
17 | 堀 健人 | 22 | 藤井 竜 |
31 | 船津 佑也 | GK | サブ | 26 | 植田 峻佑 | GK |
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20 | 中原 丈聖 | DF | 15 | 山口 大将 | DF | |
5 | 堀内 省吾 | MF | 4 | 永田 星馬 | DF | |
8 | 中島 崇文 | MF | 8 | 豊満 貴之 | DF | |
9 | 佐藤 亨 | FW | 23 | 中山 忠 | MF | |
16 | 糟谷 浩志 | FW | 17 | 永岩 貞亮 | MF | |
19 | 古賀 宗樹 | FW | 6 | 山田 裕也 | FW |
OUT | IN | 分 | 選手交代 | 分 | IN | OUT | ||
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45 | 永田 星馬 | ← | 飯森 裕貴 | |||||
中嶋 雄大 | → | 古賀 宗樹 | 53 | 45 | 中山 忠 | ← | 栗山 裕貴 | |
長 正之 | → | 佐藤 亨 | 56 | |||||
65 | 山口 大将 | ← | 花房 瞬 | |||||
71 | 豊満 貴之 | ← | 松下 尚樹 | |||||
原 一生 | → | 中島 崇文 | 73 |
課題を残しつつもPK戦の末、勝利。リーグ連覇を達成。 立ち上がりから試合に対して気持ちが入っていないのは、スタンドから観ていても分かった。引き分けでも優勝できるという状況が、そうさせたのだろう。 静まり返ったピッチはボールだけが動いていた。連戦の疲れで極端に運動量が少なく、ボールを奪って攻め上がるもラストパスの精度が低い。前線との動き出しが噛み合わず、 分厚い攻撃につなげられない。凡ミスから、相手にボールを簡単に渡してしまうシーンもあった。プレーは途切れ途切れになり、時計の針は進めど、なかなかゴールが見えてこないーー。 ピッチに嫌な空気が漂い始めたその時、相手の最初で最後のシュートがHOYOのゴールを捉えた。15分、ファーサイドを狙ったCKは奇麗な弧を描き、HOYOの選手の頭の上を通り過ぎた。 ゴール前に詰めていた相手DFの選手に押し込まれ、先制ゴールを奪われてしまったのだ。ビハインドを追ったHOYOに焦りはなかったが、勢いも感じられず前半戦が終了した。ハーフタイムのベンチ 前では、ブレノバレンチン監督が身ぶり手ぶりで叱咤する姿があった。何を言ったのか分からない。でも、何を伝えたいのかは伝わってくる。 後半開始早々に、原一生、中嶋雄大らが立て続けに 決定機をつくり、攻守の連動性を取り戻していく。さらに53分に古賀宗樹、56分に佐藤亨とスピードのある攻撃の選手を投入し、チームを活性化した。この選手交代がズバリと当たる。HOYOは本来 のパスワークが出始め、自分たちの時間を増やしていく。すっかり落ち着きを取り戻したチームは完全にゲームを掌握していった。 62分に堀健人のゴール前への浮き球を古賀がGKと競り合い、こ ぼれ球を自ら押し込み同点。その後も攻め続け、いつ逆転ゴールが生まれてもおかしくない状況であったが、歓喜の瞬間は訪れない。「やられちゃいけない場面で失点することがあり、点を取らな きゃいけないところで取れなかった」と田中淳也が振り返ったように、今季を象徴するようなプレーが続いた。「このチームは若いので勢いにのったときは怖いくらい力を発揮するが、ダメなとき は立て直すことができない」とは、今季から加入した田上渉の率直な感想だ。 試合はPKの末に勝利し、リーグ2連覇を達成したが、どの選手にも笑顔はなかった。「最低限のノルマを達成し、(JFL昇格を決める)全国地域決勝リーグ戦の出場権を得ただけ。 自分らはまだ何も得ていない」(ブレノ監督)。昨年は実力を発揮できないまま予選敗退に終わった地域決勝の予選リーグまで約2カ月。この期間にチームの底上げと、チーム戦術を徹底は急務である。
ブレノバレンチン 監督
昨日からの連戦で選手は疲れていた。ただ、それは相手も同じであって、ウチはチャレンジする気持ちが足りなかった。 田中淳也選 選手
試合全体はパッとしなかったが、優勝できたのは素直に嬉しい。今季も新たに選手が加わり、新しいチームになったので 古賀宗樹 選手
前半は声が出ていなく、どこか元気がなかった。監督からは「元気づけてくれ」と言われたんで、とにかく動いて、声を出した。
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(レポート:柚野 真也)