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2025年11月23日(日)の最終戦をもちまして、今シーズンのホームゲーム全日程が終了いたしました。

今季も一年間、ヴェルスパ大分を支えてくださったファン・サポーター、パートナー企業、そしてホームタウンの皆さまに、心より御礼申し上げます。

今季、「JFL優勝」「J3昇格」を目標に掲げ、中村監督を中心とした新たなスタッフ体制、さらには9名の新戦力を加え、覚悟を持ってシーズンに臨みました。

シーズン前半は、ホーム戦でクラブ新記録となる7連勝を達成。

また、クラサスドームで開催した夏の『沸騰祭』では、7,029名もの皆さまの後押しを力に、劇的な逆転勝利を収めることができました。

途中、2度にわたり順位を首位まで押し上げ、昇格への手応えと期待が大きく膨らむ瞬間も確かにありました。

しかし、8月の中断明け以降は、前半戦とは異なる厳しい戦いが続き、接戦を勝ち切る力を発揮できない試合が重なりました。

最終的に優勝を逃し、J3昇格という最大の目標に届かなかったことは、クラブとして大きな悔しさと責任を痛感しています。

ただし、この一年を悔しさだけで終えるつもりはありません。

選手・スタッフ・フロント、誰一人として現状に満足しておらず、全員がすでに次の挑戦へ向けて動き出しています。

来季はサッカー界全体が大きく変わるシーズンです。秋春制への移行に伴い、半年間は特別シーズン（昇降格なし）としての戦いとなり、その後に開幕する「26-27シーズン」でJ3昇格が懸かります。

この変革期を、私たちヴェルスパ大分が大きく飛躍するチャンスと捉えています。

また今季も、地域の皆さまとともに多くの取り組みや出会いが生まれました。

ヴェルスパ大分が地域にとって価値ある存在であり続けるために、私たちはこれからも“つながり”を大切にし、地域とともに歩み続けます。

2025シーズンも、変わらぬご支援・ご声援をいただき誠にありがとうございました。

来季は、さらに強く、さらに誇れるヴェルスパ大分をお見せします。

どうか、熱い期待とともに、これからもヴェルスパ大分へ温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。

株式会社ヴェルスパ

代表取締役社長　清原 裕輔