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JFL第20節 試合結果のお知らせ

2012.07.17

 

第14回JFL日本フットボールリーグ 第20節
スタジアム だいぎんAコート 入場者数 421
主審

佐藤 誠和

ピッチ状態 全面良芝
天候 晴れ

 

HOYO大分 VS

ツエーゲン金沢

0

0 前半 2
0 後半 1
     
     
     

3

_________

 

得点

8分 石舘 靖樹

22分 斉藤 将基

67分 斉藤 将基

 

61分 中嶋 雄大

89分 古賀 宗樹

警告

27分 込山 和樹

51分 滝川 敬祐

 

 

退場

 

 

背番号 選手名 ポジション スタメン 背番号 選手名 ポジション
21 野寺 和音 GK 21 大橋 基史 GK
3 福元 考佑 DF 3 諸江 健太 DF
4 安藤 寛明 4 滝川 敬祐
14 田中 淳也 14 込山 和樹
15 日野 竜一 18 根本 裕一
7 原 一生 MF 6 阿倍 嵩 MF

13

生口 明宏(Cap.) 10 石館 靖樹
25 福満 隆貴 15 斉藤 雄大
11 中嶋 雄大 23 本田 真吾
17 堀    健人 FW 30 井上 渉 FW
24 瀬里 康和 9 斉藤 将基
1 河原 正治 GK サブ 1 田代 祐平 GK
2 片山 直哉 DF 33 川本 良二 GK
26 長谷川 豊喜 DF 26 吉野 一基 DF
34 福島 新太 MF 17 パク・ヒョンジュン MF
19 古賀 宗樹 MF 25 金子 慎二 MF
27 山瀬 彰也 Fw  2 平林 輝良寛 FW
28 島屋 八徳 Fw      
OUT   IN 選手交代 IN   OUT
中嶋 雄大 長谷川 豊喜 66        
        71  金子 慎二  ←  井上 渉 
福満 隆貴 →  片山 直哉 75         
        79  根本 裕一 ←  パク・ヒョンジュン 
瀬里 康和 →  古賀 宗樹  86        
        90 平林 輝良寛 石館 靖樹

 

 

猛暑の一戦、相手の術中にハマり3失点

 

 

難しい試合だった。

 結城治男監督は、試合前から苦戦を強いられることは分かっていた。今週は北九州地方に豪雨が襲い、練習時間の確保ができず、試合当日は31.7度、湿度67%の悪コンディション。仕事が終わり、陽が落ちてからの練習を主とするチームにとって分が悪いことを理解していたからだ。さらに前日までの雨で芝はぬかるみ、パスサッカーを信条とするチームにとって条件が悪かった。

 それでも立ち上がりのHOYO大分は、ショートパスをつなぎ、試合の主導権を握ったかに見えたが、実際はツエ−ゲン金沢(以下、金沢)のペースだった。自陣に守備ブロックを形成し、シンプルにサイドを経由した速攻を狙い続けたのだ。

 象徴的だったのは失点のシーン。8分、金沢はボールを奪うと素早くサイドにボールを預け、ゴール前に人数をかけて飛び込む。このオートティックな攻撃にHOYO大分はペナルティエリア内に人数をかけて守ったが、マークがルーズとなりファーに詰めていた選手にノーマークで決められた。22分にはCKのこぼれ球に反応できず、またもマークをつけずに押し込まれた。「試合の入り方が悪く、フリーでシュートを打たせてしまった。外から中に入る選手を掴み切れなかった」(結城監督)と悔やまれる2失点だった。

 

スタミナの消耗は激しく、集中力が欠ける猛暑の中で、2点のビハインドは重かった。守りを固める相手に対し、運動量が少なくなり、パスミスも増え、テンポが上がらなかった。「近場でパスを回していたので、ブロックをつくられた状況で攻めていた。それではチャンスを作れないのは当然。もっと裏を狙う意識が必要だった」と中嶋雄大が話したように、金沢のようなシンプルに縦へ早い攻撃も必要であったのかもしれない。

 

 後半は何とか一矢を報いようと66分に長谷川豊喜を投入。流れを変えようと試みたが、前がかりになった隙をつかれカウンターPKを献上し、追加点を与えた。それでも諦めずに田中淳也を前線に入れるパワープレーで得点を狙ったが、金沢の堅守を崩せずシュート2本。無得点で試合を終了した。

 

●結城治男監督

難しい試合だった。今週は雨が続き練習できなかったし、蒸し暑い天候、ぬかるんだ芝のコンディションもあり、テンポが上がらなかった。試合の入り方が悪く、フリーでシュートを打たせてしまった。外から中に入る選手を掴み切れなかった。攻撃は(選手間の)近い距離でボールを運びたかったが、相手の距離で試合を進められ、最後の部分でも身体を張られた。2点差だったらまだ可能性はあったのだが、交代極度の3失点目は痛かった。

リーグは続くし、これから暑くなってくるが、やることは変らない。もう一度細かいことから取り組みたい。

   

●生口明宏選手

前半の失点がまずかった。セットプレーとサイドからのクロスは注意していたがやられた。意識が低かったし集中力が足りなかった。もっと声を出して、全員で乗り切らないといけない。3失点目は前がかりになったところを突かれた。せめて失点は1に抑えないと厳しい。

   

●中嶋雄大選手

相手はやることをしっかりやっていた。守備ではしっかりブロックを作っていたし、サイドを使って早い展開で攻撃してきた。自分たちはその相手に対して何もできなかった。攻撃は近場でパスを回していたので、ブロックをつくられた状況で攻めていた。それではチャンスを作れないのは当然。もっと裏を狙う意識が必要だった。次節に向けて修正できる部分は修正し、監督のやりたいサッカーにプラスアルファを加えていければと思う。