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JFL27節結果のお知らせ

2012.10.01
第14回JFL日本フットボールリーグ 第27節
スタジアム 中津市総合運動場永添サッカー場 入場者数 455
主審 小屋 幸栄 ピッチ状態 全面良芝
天候 雨のち曇

 

HOYO大分 VS 栃木ウーヴァFC

1

 1 前半  0
 0 後半  0

0

 23分 中嶋 雄大

 

 

 

得点

 

 

 

 

 

警告

61分 竹内 優

70分 岸田 茂樹

 

 

退場

 

 

背番号 選手名 ポジション スタメン 背番号 選手名 ポジション
21 野寺 和音 GK 21 小林 庸尚 GK
2 片山 直哉 DF 5 田村 仁崇 DF
14 田中 淳也 13 前田 和也 (Cap.)
15 日野 竜一 29 川里 光太郎
26 長谷川 豊喜 33 岡田 祐政
13 生口 明宏(Cap.) MF 7 上西 涼 MF

17

堀  健人 15 岸田 茂樹
25 福満 隆貴 31 小森 慶太朗
34 福島 新太 32 竹内 優
11 中嶋 雄大 FW 34 濱岡 和久 FW
28 島屋 八徳 25 若林 学
1 河原 正治 GK サブ 1 和田 翔太 GK
7 原 一生 DF 4 栗原 英明 DF
8 中嶋 崇文 MF 23 髙櫻 健太 DF
9 菅原 太郎 FW 19 岩切 ケン MF
27 山瀬 彰也 FW 11 市川 稔 FW
32 後藤 優介 FW
19 古賀 宗樹 FW
OUT IN 選手交代 IN OUT
49分 栗原 英明 前田 和也
61分 市川 稔 武内 優
島屋 八徳 山瀬 彰也 71分
堀 健人 古賀 宗樹 80分
福満 隆貴 後藤 優介 84分 84分 岩切 ケン 岸田 茂樹

 

 

 中嶋の見事なバイシクルシュートが決勝弾に。

ラストスパートに向けアクセル全開。

 

 

1カ月半ぶりのリーグ戦ホーム開催。台風の影響で風が強く、時折雨に見舞われたが、最下位の栃木ウーヴァFC(以下、栃木)に勝利を挙げた。順位は15位と変わらなかったが、16位ホンダロックとの勝点差を広げた。

 

  前半、ペースを握ったのはHOYOだった。試合前に「いつものようにポゼッションしながらサイドから攻め、相手の背後を狙い、シュートも積極的に打とう」 と結城治男監督が指示したように、ポゼッションで圧倒し、栃木に攻撃の時間を与えなかった。同サイドで小気味良くショートパスをつなぎ、隙を見ては空いた スペースに走り込むなど、効果的に攻め立てた。堀健人、長谷川豊喜のいる左サイドの攻撃が目立ったのは、左から右に吹き付ける強風を計算してのこと。「序 盤からチーム全体が狙いを持ち、相手を圧倒できた」とは生口明宏。ビッグチャンスを多く作った。

 

 スコアが動いたのは前 半 23分。観戦に訪れた455人の誰もが感嘆する見事なゴールが生まれた。ライン際で島屋八徳のパスを受けた長谷川が、スピードに乗ったドリブルで相手のス ライディング交わし、さらに加速する。中央にはマイナスのクロスを上げると、DFに囲まれた中嶋が反転すると同時に宙に舞った。「何度かあの形で得点を 取ったことはあるし、イメージはできていたので身体が動いた」(中嶋)。彼以外の選手の時間が一瞬止まった、そんな錯覚に陥るほどインパクトのあるバイシ クルシュートを決めた。あまりの見事のシュートに誰もが息を呑み、次の瞬間にどよめきが起きた。

 「スペシャルなシュート」(結城監督)で完全に勢いに乗ったHOYO大分は、その後も猛攻を続けた。ただ、ここで追加点を奪えなかったのが後半に響くことになる。

 

後 がない栃木は、188cmの長身FWをターゲットにロングボールを放り込み、一か八かの攻撃に打ってくる。セカンドボールの奪取率は五分五分。あぶない場 面も幾度かあったが、田中淳也を中心としたディフェンス陣は身体を張り、守護神の野寺和音が好セーブで得点を許さなかった。追加点が奪えず不満の残る試合 となったが「下位にいるチーム同士の対戦であったので、取りこぼしは絶対に避けなければいけなかった」と生口が振り返ったように、勝点3を得たことは大き い。

 残り7試合で自動降格となる16位との勝点差は12。ポゼッションスタイルに磨きがかかり、守備の綻びも少なく、自分たちのサッカーを確立できている。中位は混戦が続いているだけに、残り試合の結果次第でジャンプアップできる可能性もある。

 

●結城治男監督

風 が強かったので計算して試合をした。選手には栃木はここまでリーグ戦1勝しかしていないが、簡単な相手ではない。(試合の)入り方だけは間違えるなよと 言った。あとはいつものようにポゼッションしながらサイドから攻め、相手の背後を狙い、シュートも積極的に打とうと話した。後半は相手が負けていたことも あり、何としても点を取ろうと勢いがあったが、集中した守備で封じてくれた。追加点が奪えればもっと楽な展開になっていたと思う。

簡単にボールを奪われ、危ないシーンがあった。ウチはポゼッションしているので、シュートまでいかないとカウンターでピンチになることは分かっている。その辺りを修正しなければいけない。

 

  ●中嶋雄大選手

(先 制点を振り返り)何度かあの形で得点を取ったことはあるし、イメージはできていたので身体が動いた。今季は得点にこだわっているので、もっと点を取りた い。試合はディフェンス陣が身体を張って守ってくれた。接戦をゼロで抑えて勝つことができたのは良かったが、追加点を奪はなければいけない試合だった。残 りリーグ戦は少なくなってきたが、少しでも順位を上げられるように勝点3を意識した試合をしたい。

  ●生口明宏選手

下 位にいるチーム同士の対戦であったので、取りこぼしは絶対に避けなければいけなかった。内容には不満があるが、勝点3を取れたのは大きい。追加点を奪うた めには、もっと積極的にシュートを狙わないとチャンスはない。他にも裏へ抜ける動きを多くしなければいけないと思った。