NEWS
JFL 32節試合結果のお知らせ
2012.11.06
第14回JFL日本フットボールリーグ 第32節 | |||
---|---|---|---|
スタジアム | 佐伯市総合運動公園陸上競技場 | 入場者数 | 265 |
主審 | 宮部 範久 | ピッチ状態 | 全面良芝(乾燥) |
天候 | 曇 | 風 | 無し |
HOYO大分 | VS | FC琉球 |
---|
4 |
|
5 |
|
11分 福満 隆貴 58分 島屋 八徳 67分 片山 直哉 75分 島屋 八徳 |
得点 |
9分 我那覇 和樹 15分 我那覇 和樹 17分 寺川 能人 33分 富所 悠 49分 寺川 能人 |
16分 片山 直哉
|
警告 |
53分 松浦 勇武 78分 棚橋 雄介 |
|
退場 |
|
背番号 | 選手名 | ポジション | スタメン | 背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 河原 正治 | GK | 1 | 森本 悠馬 | GK | |
2 | 片山 直哉 | DF | 4 | 松浦 勇武 | DF | |
14 | 田中 淳也 | 20 | 佐藤 将也 | |||
15 | 日野 竜一 | 25 | 島 裕也 | |||
26 | 長谷川 豊喜 | 27 | 吉田 正樹 | |||
13 | 生口 明宏(Cap.) | MF | 7 | 寺川 能人 | MF | |
25 |
福満 隆貴 | 13 | 小寺 一生 | |||
34 | 福島 新太 | 14 | 棚橋 雄介 | |||
24 | 瀬里 康和 | 16 | 小幡 純平 | |||
11 | 中嶋 雄大 | FW | 9 | 我那覇 和樹 | FW | |
28 | 島屋 八徳 | 26 | 富所 悠 |
21 | 野寺 和音 | GK | サブ | 22 | 溝ノ上 一志 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|
18 | 宮田 繁輝 | DF | 3 | 内田 昴輔 | DF | |
7 | 原 一生 | MF | 17 | 大澤 雄樹 | DF | |
8 | 中島 崇文 | MF | 18 | 上里 琢文 | FW | |
33 | 西野 隆司 | FW | 24 | 田中 靖大 | FW | |
19 | 古賀 宗樹 | FW | ||||
27 | 山瀬 彰也 | FW |
OUT | IN | 分 | 選手交代 | 分 | IN | OUT | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
55 | 大澤 雄樹 | ← | 小寺 一生 | |||||
瀬里 康和 | → | 山瀬 彰也 | 67 | |||||
68 | 田中 靖大 | ← | 寺川 能人 | |||||
福満 隆貴 | → | 後藤 優介 | 75 | |||||
86 | 内田 昴輔 | ← | 富所 悠 | |||||
9得点の乱打戦
怒濤の猛追も一歩及ばず
リーグ戦も佳境を迎え、2連勝と調子を上げてきたHOYO大分。今節はひと桁順位を目指しホームにFC琉球を迎えた。
立ち上がりは、お互いに主導権を奪おうとしながらも、決定機を作れない状態が続く。FC琉球は、高い位置からプレッシャーをかけ先制点奪取への意識を感じさせた。対するHOYO大分は、前回のホーム戦を彷彿させるような福満と瀬里のコンビネーションからあわやの場面を作った。
試合が動いたのは9分。琉球FCのシュートにGK河原が反応するも、そのこぼれ球に素早く反応した我那覇に押し込まれ、先制点を許してしまう。しかし、その2分後、生口が琉球FCディフェンス陣の後方へ鋭いパスを通す。そのボールに走り込んだのは福満だった。後方から飛んでくる難しいボールにダイレクトで右足を合わせた。ドライブ気味の回転がかかったシュートは同点弾となり、スタンドから大きな歓声が上る。
追加点を挙げたいHOYO大分だったが得点できずにいると、逆に琉球FCにサイドから再三危ない場面を作られる。15分には、右サイドからのセンタリングをまたしても我那覇に決められ、続く17分にはFKのこぼれ球を寺川に押し込まれる。ここからHOYO大分にとって苦しい時間となり、防戦一方の展開。32分にも1点追加され、3点のビハインドのまま前半を終了した。
ハーフタイムに結城監督は、「前回の対戦でも、琉球は後半運動量が落ちてくる。まず、これ以上の失点をしないこと。そうすれば必ず追いつける」と檄を飛ばした。立ち上がりに失点してしまうが、ここから怒濤の追撃が始まる。まずは58分。生口の自陣からのFKは左サイドの島屋へ。「リズムを変えようと思った」という島屋は、ドリブルで仕掛け、中央へ切り込むと、ディフェンスをかわしゴール正面から右足を振り抜き反撃の狼煙をあげる。67分、ショートコーナーから生口が両チーム入り乱れたゴール前へクロスを入れると、田中が触れたボールを片山が太股でねじ込んだ。30分にはまたも生口から島屋へのパスでチャンスメイク。スルーパスに島屋が琉球FCディフェンスとの競り合いに勝ち、1対1となったキーパーの股下を狙いゴール。1点差まで追い上げるとスタンドからも「あと1点」の大コール。その声援に後押しされるかのように攻勢に出る。琉球ゴールを激しく攻め立てるが一歩及ばずタイムアップとなった。
素晴らしい追い上げを見せ、勝点を奪うことはできなかったが、残り2試合でどこまで順位を上げることができるのかが焦点となる。JFL1年目チームの進化の証を順位で示したい。
●結城治男監督
先制点を取られたことにより、相手にリズムがいってしまった。
流れも悪くなくチャンスも作れていたので、慌てるなと指示を出していた。
せめて同点にして勝点を取りたかったが、選手は最後までチャレンジして戦ってくれた。
しかし、我々は3連勝を目指して戦っていたので、いくらいい追い上げを見せたからといって
満足をしてはならない。残り2試合だが、今日の試合を分析し、今日のような失点をしないよう
しっかりと改善し、勝利を目指したい。
- ●島屋八徳選手
あと1点、何がなんでも奪いたかったが、簡単にはいかなかった。
集中力も高く、立ち上がりも悪くなかったが、決定機を活かすことができなかったのが敗因。
得点に関しては、自分の長所であるスピードを活かし、裏を狙っていたのが結果に繋がった。
今日の後半のような試合展開を始めからできるようにしたい。
残り2試合だが少しでも、それができるようにしたい。
●生口明宏選手
失点が先行してまった展開については、残り2試合に向けて修正しなければならないポイント。
ボールウォッチャーになったり、マークの受け渡しができなかったりしたことで失点してしまった。
もっと試合中のコミュニケーションを高めたい。
先制点の重みをもっと大切にしなければならないということを改めて勉強できた試合だった。