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JFL33節 試合結果のお知らせ
2012.11.13
第14回JFL日本フットボールリーグ 第33節 | |||
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スタジアム | 佐伯市総合運動公園陸上競技場 | 入場者数 | 252 |
主審 | 亀川 哲弘 | ピッチ状態 | 水含み |
天候 | 曇 | 風 | 無し |
HOYO大分 | VS | SAGAWA SHIGA FC |
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0 |
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3 |
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得点 |
5分 嶋田 正吾 74分 嶋田 正吾 88分 竹谷 英之 |
57分 福島 新太
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警告 |
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退場 |
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背番号 | 選手名 | ポジション | スタメン | 背番号 | 選手名 | ポジション |
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1 | 河原 正治 | GK | 1 | 村山 智彦 | GK | |
18 | 宮田 繁輝 | DF | 3 | 冨山 卓也 | DF | |
14 | 田中 淳也 | 13 | 旗手 真也 | |||
15 | 日野 竜一 | 19 | 大杉 誠人 | |||
26 | 長谷川 豊喜 | 24 | 奈良輪 雄太 | |||
13 | 生口 明宏(Cap.) | MF | 7 | 中村 竜也 | MF | |
25 |
福満 隆貴 | 10 | 山根 伸泉 (Cap.) | |||
34 | 福島 新太 | 14 | 嶋田 正吾 | |||
24 | 瀬里 康和 | 18 | 櫛引 祐輔 | |||
11 | 中嶋 雄大 | FW | 20 | 大沢 朋也 | FW | |
27 | 山瀬 彰也 | 26 | 清原 翔平 |
21 | 野寺 和音 | GK | サブ | 21 | 藤井 賢心 | GK |
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5 | 堀内 省吾 | DF | 2 | 清水 孝太 | DF | |
7 | 原 一生 | MF | 22 | 求衛 昭紀 | DF | |
8 | 中島 崇文 | MF | 16 | 小池 遼 | MF | |
33 | 西野 隆司 | DF | 11 | 岩永 雄太 | FW | |
19 | 古賀 宗樹 | FW | 15 | 竹谷 英之 | FW | |
30 | 中田 良 | MF | 17 | 鳥養 祐矢 | FW |
OUT | IN | 分 | 選手交代 | 分 | IN | OUT | ||
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32 | 鳥養 祐矢 | ← | 清原 翔平 | |||||
59 | 小池 遼 | ← | 山根 伸泉 | |||||
瀬里 康和 | → | 西野 隆司 | 76 | |||||
生口 明宏 | → | 原 一生 | 83 | |||||
86 | 竹谷 英之 | ← | 嶋田 正吾 | |||||
山瀬 彰也 | → | 古賀 宗樹 | 87 |
猛攻に耐え抜くも得点できず
ホーム最終節での勝利を逃す
JFL昇格1年目のホーム最終節は、雨上がりのぬかるんだピッチで迎えた。対戦相手は、今季でJFLを撤退するSAGAWA SHIGA FC。SAGAWAとは開幕戦で対戦し1対2で敗れた。この1シーズンで、HOYO大分がどれだけ成長できたのか?それを証明するには最高の相手だった。
キックオフからSAGAWAは、前へ前へとプレッシャーをかける。スリッピーなピッチコンディションでボールコントロールが難しい状態のなか、4分にクリアミスからSAGAWAの嶋田正吾に先制点を許す。リズムを奪い返したいHOYO大分は、ピッチ状態を考え、ロングボールを多様するも、SAGAWAディフェンス陣の強固なブロックを敗れず、なかなかシュートまで辿り着けない。DFの田中淳也や長谷川豊喜も積極的に攻撃参加し、徐々にチャンスを増やしていくがフィニッシュの精度を上げられなかった。
「選手間の距離が遠く、セカンドボールを拾うことができなかった」とキャプテンの生口明宏が振り返ったように、こぼれ球を奪取することができず、逆にピンチを招くことが多かった。前半は、自陣に押し込まれての展開が続き、危険な場面も多かったが懸命なディフェンスで追加点を許すことはなかった。
後半に入るとHOYO大分も巻き返しにかかる。6分には、福満隆貴のドリブル突破からシュートチャンスを迎えたが惜しくもキーパー正面。対するSAGAWAは、前半同様、豊富な運動量でハーフライン付近から攻撃の芽を摘み、ショートカウンターで襲いかかる。一進一退の攻防が続いていた29分。左サイドからのセンタリングをヘッドでクリア。そのボールがまたしてもSAGAWAの嶋田正吾の前に転がる。フリーの状態だった嶋田はそのままシュート。これから、という時間帯に追加点を許してしまった。勝利するためには残り約15分で3点返さなければならない状態になってしまった。
HOYO大分は両サイドから決定機を演出するが、なかなか合わせることができない。時間だけが過ぎていく。43分には、コーナーキックからSAGAWA竹谷英之にヘッドで合わせられ0対3となり試合終了。ホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
試合後、悪天候の中、応援に駆けつけたファンへの挨拶が行われた。生口キャプテンは「昇格1年目、厳しい戦いが続きました。しかし、この経験を必ず来季の成績に繋げたい」。結城治男監督は「勝利をプレゼントすることができずすみません。1年目の今季は、選手、フロントスタッフ、ファンの皆さんのおかげで9勝まで勝ちを伸ばすことができました。残り1試合は、全力で勝ちに行きます。共に戦っていきましょう」と挨拶した。
今季最終節は、11月18日、アウェーでカマタマーレ讃岐と対戦する。来季に繋がる結果を期待したい。
スポーツライター/柚野氏
●結城治男監督
ホーム最終節を勝利で飾れず残念。立ち上がりの失点が響いてきた試合だった。前に出てくる相手を冷静にかわすことができなかったのが敗因。ただ、そうしたチームを相手にすることは良い経験になった。チャンスは作れていたが、フィニッシュの精度が課題。まだ1試合あるが、今季を振り返ってみて、最近は誰が出場しても同じことをやれるようになってきたので、その点では成長していると思うし、落ち着きが出てきた。自信を持ってやれるようになってきたのだと思う。来季のためにも、残り1試合は結果を出したいと思う。
●福満隆貴選手
自分たちのやりたいサッカーを相手にやられ、流れを戻したい時に決定力の差が出てしまった。今日は、味方同士の距離感が悪く、孤立した感じもあった。後半は、点が欲しくて前へ前へと出て行きチャンスを作ることができたが、シュートやラストパスの精度を上げることができなかった。相手の(JFLを脱退することもあり)気持ちが強かったのを感じた。JFLで戦ってみてレベルの高さを感じたが、段々と通用できるようになってきた。まずは、最終節にホームで負けたカマタマーレに勝って締めくくりたい。
●中嶋雄大選手
今日は、相手コートに押し込んで試合を組み立てようということで試合に入ったが、うまくいかなかった。苦しい試合になったが、こういう試合でも、しっかりと点を取れるフォワードになりたい。今季、苦しみながら戦ってきたので、JFLに残留できて素直に良かったと思う。今後は、個人技術のベースアップが課題。来季を見据え、最終節に臨みたいと思う。