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JFL 第28節結果のお知らせ

2012.10.09
第14回JFL日本フットボールリーグ 第28節
スタジアム 中津市総合運動場永添サッカー場 入場者数 326
主審 清水 崇之 ピッチ状態 全面良芝
天候

 

HOYO大分 VS 藤枝MYFC

0

 0 前半  0
 0 後半  2

2

              

得点

54分 久冨 賢

68分 西山 貴永

 

 

 

警告

39分 ケルロン

55分 デズモンド

65分 奥田 大二郎

 

退場

 

 

背番号 選手名 ポジション スタメン 背番号 選手名 ポジション
21 野寺 和音 GK 32 豊源 充大 GK
2 片山 直哉 DF 2 斎藤 俊秀 DF
14 田中 淳也 3 奈良林 寛紀
15 日野 竜一 23 デズモンド
26 長谷川 豊喜 30 奥田 大二郎
7 原  一生 MF 7 石井 俊也 MF

13

生口 明宏(Cap.) 9 アラン
25 福満 隆貴 15 久冨 賢
34 福島 新太 20 ケルロン
11 中嶋 雄大 FW 27 小川 巧(Cap.) FW
28 島屋 八徳 11 西山 貴永
1 河原 正治 GK サブ 36 原田 大治郎 GK
18 宮田 繁輝 DF 4 斎藤 貴之 DF
33 西野 隆司 DF 23 高成 慎司 DF
9 菅原 太郎 FW 19 石田 祐樹 MF
19 古賀 宗樹 FW FW
27 山瀬 彰也 FW
32 後藤 優介 FW
OUT IN 選手交代 IN OUT
66 富成 慎司 奥田 大二郎
原 一生 古賀 宗樹 71
島屋 八徳 西野 隆司 77
福満 隆貴 後藤 優介 83
83 石田 祐樹 西山 貴永

 

 

決定機を生かせず、ミスから2失点

ランクアップを逃す。

 

見事な秋晴れのなか、連勝で勢いに乗りたいHOYO大分は、中津市の永添サッカー場に藤枝MYFCを迎えた。10 位から15位までが団子状態にあるなか、この試合で勝利すれば大きく順位を上げるチャンスでもあったのだが…。勝点差1で1つ上に位置する14位の藤枝との直接対決は、悔しさが残る一戦となってしまった。

 序盤は、互いに様子見といった静かな立ち上がりだった。ボールポゼッションは藤枝が高い印象だったが、前線からのプレッシングも機能しており、ディフェンス陣との連係もよく、脅威と感じる場面もほとんどなかった。攻撃に転じれば、ディフェンスラインを高く押し上げ、コンパクトに展開できていた。9分には、右サイドで流れるようなダイレクトパスがつながり、シュートまで持っていったが先制点を奪うことはできなかった。19分には前半最大のチャンスが訪れる。中嶋雄大が相手ゴールキーパーのキックをカットしたが、ネットを揺らすまでには至らなかった。その後も要所で惜しい場面を作ってはいたが、なかなか得点へ結びつけられない。期待を募らせつつも、前半はスコアレスのまま終了。ただ、ビルドアップの途中で、パスをカットされカウンターを受ける場面が多く見られていたのが気がかりだった。

 

後半は左サイドが活発化。クロスが幾度と上がり、得点の臭いを感じさせていた。しかし、9分に相手のスルーパスに反応が遅れ、野寺和音と1対1の場面を作られ、そこで先制点を許す。ここまで安定した守備を統率していた田中淳也も「動き出しが遅れてしまった」と悔やんだ。

 後がないHOYO大分は勝利のために攻め立てた。62分には、左サイドで日野竜一、原一生のコンビネーションから中央へクロスを送る。少しコースのズレたボールに対し、中嶋が体を投げ出して合わせにいくが、力なく転がりクリアされてしまう。すると68分。ハーフライン付近で藤枝のケルロンにパスをカットされると、そのままゴールへ独走を許す。間一髪のところでシュートをブロックするも、こぼれ球を逆サイドの西山に振られ、追加点を許した。

 苦しい展開となったHOYO大分は、古賀宗樹、西野隆司、後藤優介を続けざまに投入し得点を奪いにいくが、ラストパスの精度を上げることができず、そのままタイムアップ。勝ちにいった試合を自らのミスで逃してしまった。


 

●結城治男監督

今日は、久し振りに暑かったこともあり、後半になって運動量が落ちてきた。芝の状態もあるが、そこからパススピードが落ちて、インターセプトされる場面が多くなり失点してしまった。攻撃に関しては、ちょっと手数をかけすぎていた部分が多かった。もっとシンプルにいけるところもあったと思う。手数をかけることに関しては問題ないが、そこでミスをしてカウンターを受けてしまったのが問題。ペナルティーエリア周辺でのシンプルなプレー、迫力あるプレーがほしかった。残りの試合で勝ち点を積み上げるには、もっと積極的にシュートを打っていかなくてはならない。残り6試合、やることは変わらない。精度を上げていくだけ。

 

●田中淳也選手

今日は、試合を通して攻めている途中でボールを奪われることが多かったのが良くなかった。失点は、自分たちのミス。そこを相手は決めきれたのに対して、自分たちはチャンスを決めきれなかった。一つのチャンスを決められるかどうかというのが勝敗を分けた大きなポイントだった。流れの中でやられることはなかったが、攻撃時の(ディフェンスの)バランスが悪かったし、攻撃もやりきることが大切。今日のミスは修正しておかないと今後も出てくる可能性があるので、しっかりと改善しておかなければならない。残りの試合は、決めるところを確実に決めて、すべて勝てるようやっていきたい。

●生口明宏選手6

(失点シーン)一瞬、集中が切れた。小さいミスが失点に繋がった試合だと思う。相手に対して脅威は感じていなかったが、決めるところで決めきれなかったのが敗因。失点以外の部分は、ある程度プラン通りに進めることができていた。勝てない相手ではないと思っていたし、全員で勝ち点3を取りに行こうと話していた試合だったのに、自分たちのミスで負けてしまい本当に悔しい。