NEWS

JFL第18節 試合結果のお知らせ

2012.07.02

 

第14回JFL日本フットボールリーグ 第18節
スタジアム だいぎんAコート 入場者数 519
主審

大友 一平

ピッチ状態 全面良芝
天候 曇 時々 晴れ

 

HOYO大分 VS

ホンダロックSC

1

0 前半 1
1 後半 0
     
     
     

1

88分 日野 竜一

 

得点

31分 悦田 嘉彦

 

 

 

警告

 

 

 

 

退場

 

 

背番号 選手名 ポジション スタメン 背番号 選手名 ポジション
21 野寺 和音 GK 21 鶴崎 智貴 GK
3 福元 考佑 DF 3 上田 常幸 DF
4 安藤 寛明 4 串間 雄峰
14 田中 淳也 5 猿渡 裕二
15 日野 竜一 29 屋宮 大地
7 原 一生 MF 9 悦田 嘉彦 MF

13

生口 明宏(Cap.) 17 竹井 竜太
25 福満 隆貴 20 伊勢 隆司
17 堀 健人 24 諏訪園 良平
24 瀬里 康和 FW 2 肝付 将臣 FW
28 島屋 八徳 13 木下 健生
1 河原 正治 GK サブ 13 桑原 一太 GK
2 片山 直哉 DF 6 黄 大俊 DF
26 長谷川 豊喜 DF 11 下木屋 翔 MF
34 福島 新太 MF 8 首藤 啓祐 Fw
35 松本 和弥 MF 10 原田 洋志 Fw
27 山瀬 彰也 Fw      
19 古賀 宗樹 Fw      
OUT   IN 選手交代 IN   OUT
瀬里 康和 →  山瀬 彰也 51        
島屋 八徳 →  片山 直哉 72        
        79  原田 洋志  ←  肝付 将臣
福満 隆貴  松本 和弥  83         
        85  黄 大俊  ←  伊勢 隆司 
        89  下木屋 翔  ←  串間 雄峰 

 

 

特徴を出した充実のドローゲーム

 

 

 連戦や暑さによる疲労の影響で消耗戦の様相を呈した試合だったが、随所に見どころは現れていた。田中淳也を途中からワントップに据えた新布陣や3人目の動き出しからの攻撃など、最後までゴールを目指す姿勢が出た。1−1とドローゲームながら、リーグ後半戦に向け期待が持てるスタートとなったのは間違いない。

 

 試合は序盤からビジターチームの猛烈なプレスに圧された。どの選手も「焦らずに“いなして”パスを回せれば良かったのだが」と口にしたように、受け身に回ったことで後手を踏む。また、状況を打破しようと攻撃の意識が強すぎ、切り替えの部分でミスが多く、ボールを見失う場面が多かった。それでも29分には、瀬里康和とのパス交換から中央をドリブル突破した福満隆貴がGKと1対1となる場面をつくった。シュートは惜しくもポストをかすめたのは残念であった。

 プランとして前半を無失点で抑え、相手の運動量が落ちる後半に勝負をかけたかったが、31分に失点する。守から攻に移ろうとした瞬間、クリアボールを拾われ、フリーで打たれ先制点を許した。ただ、相手に決定機を与えたのはこの1度だけで、残りの時間は危なげない守備を見せた。

 

ハーフタイムに結城治男監督は「後半は相手の足が必ず止まるから焦らずボールを動かそう」と指示し、ピッチに送り出した。指揮官の言葉とおり、前半からハードワークに徹したホンダロックは急激に運動量が落ち、HOYO大分がボールを保持する時間が長くなる。72分にはCBの片山直哉を投入し、田中を1トップに据えると前線での制空権とともに起点ができ、主導権を握った。88分、FKのこぼれ球を日野竜一が得意のミドルシュートを放ち同点に追いつくと、その後は怒とうの反撃にでる。試合終了間際には、後方からの長いパスを田中が頭で落とし、2列目の堀健人が飛び出しフリーとなる。シュートは残念ながらポストに阻まれ、逆転勝利とはいかなかったが結城監督が「狙い通りのサッカーができている」と評価するのもうなずけるところだ。

 結果は引き分けに終わったが、狙いとするサッカーが表現でき、手応えを得た勝点1だったのではないだろうか。

 

●結城治男監督

3連勝を狙おう、チャレンジしていこうと話して試合に入った。冷静にゲームコントロールしたかったが、シュートの意識が強すぎ、切り替えの部分でミスがでた。前がかりになり、前線にパスを入れても合わずに、ボールを見失い攻撃された。そんななかで失点した。アプローチにいけず、シュートコースにも入れなかった。

ただ、失点しても慌てなかったし、この暑さで相手が体力を消耗することは予測できた。かなり序盤からプレッシャーをかけるために動いていたんでね。後半は(田中)淳也をワントップの置くプランは試合前からあった。ボールが収まらなかったので起点になってほしかった。本人も気持ちよくプレーでたと思うし、チャンスもつくってくれた。勝ち切れなかったのは残念だが、この暑さを考えれば引き分けは良しだと思う。

   

●堀健人選手

練習試合でも90分間プレーしたことがなかったが、やり切れたのが収穫。最後に逆転のチャンスがあったが、バウンドがイメージより長かった。インサイドで打てば良かったのだが…。次は勝点3につながるゴールを決めたい。

   

●生口明宏選手

相手が最初から飛ばして来たので、いなすようなサッカーができれば良かったのだが。ただ、後半は相手の足が止まるのは分かっていた。実際にこぼれ球を拾えるようになったし、攻撃の形をつくれた。勝ち切れなかったのは残念だが、ねばり強さが出てきた。

   

●日野竜一選手

前半は相手の勢いに圧された。落ち着いてボールを回せれば良かったのだが、そこが課題。後半は淳也さんがFWに入りボールが収まるようになった。3人目の動き出しが出るようになり、相手もついてこれなかった。

(得点の場面は)コースを狙った。打った瞬間に入ると思った。勝てはしなかったが後期はいいスタートが切れた。これから暑くなるのでメンタルの強さが必要となる。集中して試合に臨み、点に絡める仕事をしたい。