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JFL第24節 試合結果のお知らせ

2012.08.14
第14回JFL日本フットボールリーグ 第24節
スタジアム だいぎんA 入場者数 957
主審

上村 篤史

ピッチ状態 全面良芝
天候 雨時々曇り

 

HOYO大分 VS

V・ファーレン長崎

0

0 前半 0
0 後半

2

2

 

得点

 

81分 有光 亮太

89分 岡村 和哉\

 

61分 山瀬 彰也

76分 日野 竜一

警告

41分 藤井 大輔

 

退場

 

 

背番号 選手名 ポジション スタメン 背番号 選手名 ポジション
21 野寺 和音 GK 31 原田 欽庸 GK
3 福元 考佑 DF 3 藤井 大輔 DF
14 田中 淳也 14 山城 純也
15 日野 竜一 17 古部 健太
7 原 一生 23 マイケル・ジェームズ
7 生口 明宏(Cap.) MF 9

中山 悟志

MF

13

福満 隆貴 11 神崎 大輔 (Cap.)
34 福島 新太 16 岩間 雄大
28 島屋 八徳 25 岡村 和哉
11 中嶋 雄大 FW 26 山本 翔平 FW
27 山瀬 彰也 15 水永 翔馬
1 河原 正治 GK サブ 21 金山 隼樹 GK
18 宮田 繁輝 DF 5 河端 和哉 DF
5 堀内 省吾 DF 20 杉山 琢也 DF
10 佐藤 亨 FW 6 前田 悠佑 MF
17 堀健人 FW 8 松橋 章太 MF
24 瀬里 康和 FW 10 佐藤 由紀彦 MF
32 後藤 優介 FW 13 有光 亮太 FW
OUT IN 選手交代 IN OUT
62 有光 亮太 岩間 雄大
福満 隆貴 後藤 優介 63
島屋 八徳 堀 健人 82
山瀬 彰也 瀬里 康和 85
90+4 佐藤 由紀彦 神崎 大輔

 

 

 

雷に水をさされ4試合ぶりの敗戦

sample試合開始とともに大粒の雨が降り始めたのは、何かの暗示だったのか。前半は相手の猛攻を耐え凌ぎスコアレスで折り返したHOYO大分だが、後半から徐々にペースを掴みかけた矢先に雷雨により試合が中断した。2時間7分後の再開となったが、中断前のリズムに戻ることはなく、体力も気持ちもリフレッシュした相手に主導権を握られ2失点。4試合ぶりの敗戦は雷に水をさされた形となった。HOYO大分は、2トップを採用し、これまでボランチで出場していた原一生を左SBの置く布陣で試合に臨んだ。序盤からJ2昇格に向けて邁進するV・ファーレン長崎のフィジカルに圧倒され苦戦する。球際でことごとく身体をぶつけられ、ボールを保持できぬ時間が続いた。

sample32分には相手FWとGK野寺和音が1対1になり、35分にはショートカウンターからピンチを招くが、野寺の好セーブで事なきを得る。名のあるJ経験者が並ぶV・ファーレン長崎の迫力ある猛攻をひたすら凌ぐ時間が続く。それでも“史上最強のアマチュアチーム”を目指すHOYO大分は、局面で身体を張り、失点を許さなかった。HOYO大分が反撃し始めたのは後半の半ばあたりから。V・ファーレン長崎のコンタクトプレーをかいくぐり、小刻みにパスが通るようになると、それに呼応するように複数の選手が連動し、数的優位を作って局面打開を図っていく。だが、この試合はじめて試合を掌握した矢先に雷雨が襲った。鳴り止まぬ雷を待ち、選手は身体を休めるも、気持ちは試合から離れぬように苦心する。そこからおよそ2時間後に試合は再開したが、中断を味方につけたのは相手チームだった。持ち味のフィジカルが回復し、個々の能力で打開され2失点。粘り強い守備から流れを作ったHOYO大分にとっては、雷雨に泣かされた形となった。ただ、このようなアクシデントを乗り越え、勝点を積み上げられるようにならなければ上位陣に勝つことはできない。さらに粘り強く、さらに戦う集団に。ここからリーグ戦は5週間の中断期間に入る。もう一度戦う集団に建て直す時間となる。(文・柚野 真也)